カープ選手再現倉庫

パワプロでカープ選手の再現をしています。

森永 勝治 (1962)

森永 勝治 (1962)

カープ史上初の首位打者

 1958年に広島に入団。1年目からレギュラーに定着して規定打席に立つと4年目の61年には初のベストナインを獲得。翌62年には打率.307を記録し、2年連続のベストナインを獲得するとともに、チーム史上初の首位打者を獲得した。

 62年は極端な投高打低環境に置かれており、打率.307での首位打者は2リーグ制後最低打率での首位打者となっている。

 この年以降もレギュラーとして活躍し、引退後は監督としてもチームを率いた。

 

1962年成績 130試合 打率 .307(476-146) 11本塁打 60打点 10盗塁 OPS .797

 

パワナンバー 11800 92224 70542

査定

基礎能力

ミートパワーは打率と本塁打を参照。首位打者であることを考慮してミートはBに乗せた。守備走塁に関しては特に言及されていることはないが、他の査定サイトを参考にした。

 

特殊能力

ケガしにくさB

回復C

62年は130試合出場。広島時代は9年すべてで100試合以上出場

固め打ち

首位打者。マルチ以上の試合も多い

粘り打ち

カット打ち

Wikipediaの記事に「打撃は粘り強い」「打てなければファウルで粘る」の記述

ローボールヒッター

こちらの動画内に「低めに強い」との記述

チャンスE

得点圏打率.284と2分以上低い

盗塁E

盗塁成功率.526(10盗塁9盗塁死)

 

近藤 芳久 (1994)

近藤 芳久 (1994年)

達川命名「近ちゃんボール」

 1988年にドラフト4位で広島に入団。達川に近ちゃんボールと命名されたカーブやスライダー、フォークなどの変化球を武器とし、93年にはリーグ最多の60試合に登板、よく94年には2ケタ勝利を達成した。その後は成績が下降線をたどり97年にロッテにトレード、中継ぎとしてロッテでも活躍し、現在はカープのスカウトとして石原や大道などを発掘、現在も北海道・東北地方を担当している。

 94年は中継ぎとして開幕を迎えたが夏ごろに先発に転向。チーム2位となる11勝を挙げ、チーム2年ぶりとなるAクラス入りに貢献した。

 

1994年成績 40試合 11勝6敗 防御率3.54 137.1回 88奪三振

 

 

パワナンバー 11600 52214 64230

査定

基礎能力

 球速は他査定ブログ様ではmax140km/hとなっており、当時のパワプロでは143km/hとなっているため間をとった数値とした。また、コントロールはBB/9 3.41から、スタミナは規定ギリギリではあるが完投4と先発ではある程度長いイニングを投げていたためこの数値とした。変化球はWikipediaにも記載がある近ちゃんボール、スライダー、フォークとした。また、近ちゃんボールは速いタテのカーブという記載からドロップカーブをもとに球速を少し上げた。適正に関してはこの年に登板がある先発中継ぎを最大にし、前年度にセーブを挙げていることから抑え適正もつけた

 野手能力に関して打撃能力は前年と翌年に2割打っていることを考慮した。守備走塁に関して特筆すべきことはない。

 

特殊能力

打たれ強さC

どの年もwhip高めK/BB低めの割に抑えてる。この年もwhipは1.31、K/BB 1.69、得点圏被打率は通常時と変わらない。

回復B

先発中継ぎ両方を担いながら40登板、前年はリーグ最多登板

リリース

こちらこちらの査定ブログ様を参考にした

左打者F

こちらのサイト様に左右別被打率の記載 対左.295 対右.231

乱調

好調時は完投もできる一方で2~3回で大量失点し降板する試合も複数回ある

ミート多用

投手の標準装備、通算本塁打0

リッチー・シェインブラム(シェーン) (1976)

リッチー・シェインブラム(シェーン) (1976)

初優勝に貢献したスイッチヒッター

 1975年に広島に入団。両打席から鋭い打球を放ち、日本プロ野球初の両打席本塁打を放つなど打撃で存在感を放ち、チームの初優勝に大きく貢献した。

 1976年には前年を上回る打撃成績を残したものの、守備難が問題視され同年限りで対談となった。

 彼のスイッチヒッターという特徴はチームにも大きな影響を与え、後に正田耕三高橋慶彦山崎隆造らがスイッチに転向するきっかけにもなった。

 

1976年成績 122試合 打率 .307(417-128) 20本塁打 62打点 3盗塁 OPS .859

 

パワナンバー 11900 32281 94704

査定

基礎能力

ミートパワーは打撃成績参照。この年は3割打者が14人いるシーズンであったため、打率3割だがミートはCにとどめた。守備に関しては、守備難が退団理由となるような状態を鑑みて低めに査定、走塁に関しても他サイトを参考にしつつ、この値とした。

 

特殊能力

逆境

こちらこちらの査定ブログ様を参照しています。ビハインド打率などのデータは見つからなかったです。情報求む

満塁男

こちらも上記のブログ様参照です。満塁弾が2本あるらしい。

チャンスE

得点圏打率.268 前年は得点圏に強かった一方で今年はあまりよくない。

送球E

エラー

退団理由にもなった守備難です。失策も一塁で2個、外野で5個と多い。

回復E

2年ともまあまあ欠場試合がある。宗教的な理由での欠場もあってそこら辺踏まえての査定です。

積極打法

上記のブログ様参照

人気者

陽気でファンからも愛されていたとの記述が多い。

大羽 進(1966年)

大羽 進 (1966年)

 

王に立ち向かった巨人キラー

 1959年に広島に入団。高校時代から王貞治と何度も戦っており、1964年5月5日には白石監督が王シフトを敷く中、4打席連続本塁打中の王をファーストライナーに抑えた。同年8月にも5試合連続本塁打中だった王を抑え王キラーとして名を馳せた。また、通算48勝の内19勝が巨人相手と巨人キラーとしても広島を支えた。

 1966年は、前年に着手したフォーム改造が功を奏し、「フラミンゴ投法」と呼ばれる独特なフォームから自身初の二桁勝利となる13勝を挙げ、初のオールスターにも選出された。

 

1966年成績 48試合 13勝18敗 防御率3.18 237.2回 160奪三振

 

パワナンバー 11500 12200 69354

査定

基礎能力

 球速はこちらの記事に「力のある投手でない」、またこちらのブログにも「スピードは全然ない」とあり、技巧派だったことから140km/hをわずかに超える程度とした。コントロールはBB/9 1.89から、またスタミナは237.2イニングからそれぞれBの前半と後半の数値とした。変化球はWikipediaの記事を参考にし、先ほどの中国新聞の記事にも記載のあるフォークを決め球としてシュートとスローカーブを追加した。

 野手能力は通算打率.202、66年は.243とミート力があり外野手としての出場もあるためミート力は高め、一方本塁打は0なためパワーは控えめとした。守備走塁は特筆すべき数字もないので良くも悪くもない数値となっている。

 

特殊能力

対左打者C

こちらのサイトの記載から。対左被打率などのデータは見つかりませんでした。

ケガしにくさC

大きなケガもなく、空白のシーズンなしで通算446登板

回復B

48試合(チーム2位)、237.2イニング(チーム2位)

対強打者○

王との対決の印象から(王選手との対戦成績は決してよくはない)

ノビE

上記にもあるストレートについての記載から。

負け運

リーグ最多敗戦

ミート多用

長打の少ない投手の標準装備

変化球中心

「投球は力だけではない」と中国新聞の記載にもあるように技巧派を思わせる記載が多い。

 

 

金城 基泰 (1974年)

金城 基泰 (1974年)

胴上げ投手にもなった速球派アンダースロー

 1970年にドラフト5位で広島に入団。そんな金城は1972年に一軍デビューを果たすとそのダイナミックなフォームから繰り出される速球を武器として翌73年には二桁勝利、そして74年には最多奪三振最多勝の2冠に輝いた。

 その後は交通事故により一時は選手生命の危機に陥るも奇跡的な復活を果たし、75年にはシーズン途中から抑えとして活躍、チームの初優勝の際には胴上げ投手となった。

 

1974年成績 44試合 20勝15敗 防御率3.64 252.0回 207奪三振

 

パワナンバー 11400 92118 99822

査定

基礎能力

球速は記事のこちらのページで「150キロを超えていたといわれる」との記載から、150km/hに迫る球速とした。コントロールはBB/9 2.54から、スタミナは252イニング11完投からこの値とした。変化球はこちらのサイト様を参考にした。またこちらの記事には曲がらないカーブとストレートしかないとあるため、曲がりの小さな高速シュートとカーブのみとし、どちらも変化量は控えめとした。

野手能力は通算3本塁打と打撃が得意であったため、打撃能力を高めに査定した。一方守備は74年シーズンこそ失策0な一方それまでに2年で4失策と守備の乱れが見られたため守備力は低めにした。

 

特殊能力

ノビA

ストレート中心で最多奪三振をとるストレートの切れから。またこちらの記事には「浮かび上がってくるような速球」との記載(南海時代)。

打たれ強さC

記事のこちらのページに書いてある気の強さから

回復B

この年は先発中継ぎとフル回転し、252イニングを投げていた。

奪三振

最多奪三振のタイトル獲得

勝ち運

最下位のチームにおいて最多勝の獲得

球持ち○

先ほどの記事のこのページに「お前は球を長く持てる」との記載、またこの記事には「なかなかボールを放さん」との発言(南海時代)。

荒れ

こちらのページに「決め球は『荒れ球』」との記載。

クイックF

先ほどの記事で「ボクはクイックもできなかった」との発言。

一発

本塁打2位(34本)

送球E

過去2年で失策4

速球中心

上記の「ストレートと曲がらないカーブしかない」発言から。

辻井 弘 (1950年)

辻井 弘 (1950年)

広島の初代主将&初代4番

戦後の1946年にプロ入り。1948年には巨人の青田や当時急英にいた小鶴らと首位打者争いを演じ、リーグ4位の打率.297を記録した。

そんな辻井は1950年の広島カープ設立時に入団し、カープの初代主将、そして開幕後は初代4番としてチームを牽引し、チーム唯一の全試合出場、チーム2位の打率・打点を記録した。また、選手としてのみならず遠征時に実家に選手を宿泊させるなど様々な面から財政的にも厳しい黎明期の広島カープを支えた。

 

1950年成績 138試合 打率 .294(534-157) 5本塁打 67打点 7盗塁 OPS .757

 

パワナンバー 11300 32168 03983

査定

基礎能力

ミートパワーは打率・本塁打準拠、この年は水爆打線と名高い松竹ロビンスをはじめリーグ全体が打高傾向にあったため少し控えめとしている。

走力は外野経験もあり、パシフィック(太陽)時代には3度の二桁盗塁の実績もあるためDの後半としている。守備は失策も多く守備率が良くないため捕球は低め、守備力もDにとどめている。

またサブポジションについては経験こそあるが広島時代は守っていない外野をF、1950年は17試合にとどまったが51年にはメインポジションとして91試合を守る捕手をメインポジションと同じDとしている。

 

特殊能力

チャンスC

67打点(チーム2位)と本塁打に比べ打点が多い

走塁C

25二塁打、5三塁打(ともにチームトップタイ)

ケガしにくさC回復B

全試合出場

流し打ち

左右に広角に打ち分ける打撃を身上とした。(wikipediaより(出典有))

粘り打ち

K% 2.8%(603打席17三振)

インコースヒッター

こちらの動画内の選手名鑑に「インコーナーが強い」との記述

対左投手E

こちらこちらの査定サイト様に対左に弱いとの記述

盗塁E

盗塁成功率 53.8%(7盗塁6盗塁死)

送球E

守備率の低さから送球も低めに設定

ミート多用

安打の77.7%が単打

小鶴 誠 (1953年)

小鶴 誠 (1953年)

小鶴ー!よう広島へきたのう!待っとったぞ!

言わずと知れた打点王。1950年に記録した143得点、376塁打、161打点は現在でも破られていない日本プロ野球記録となっている。

そんな小鶴は松竹ロビンス大洋ホエールズの合併に際して広島カープに移籍。

移籍には当時の石本修一監督やファンの熱意が大きな影響を与えており、その獲得資金は当時の市民が行った樽募金によって集められた。

移籍初年度の1953年は全試合に出場しチームトップの14本塁打、74打点をあげ、4番としてチームを引っ張った。また、同年に同じく松竹ロビンスから移籍した金山とともに多くの盗塁も決め、今後広島のお家芸ともいわれる機動力野球の礎を築いた。

 

1953年成績 130試合 打率 .283(488-138) 14本塁打 74打点 33盗塁 OPS .814

 

パワナンバー 11700 72162 57553

査定

基礎能力

ミートパワーは成績に準拠、パワーが若干高く感じるがこの年が本塁打王でも27本、小鶴自身も14本塁打ながらセ本塁打6位とリーグ全体が打低気味であり、また二塁打は32本とリーグ最多であったためパワーはBに乗せた。

走力は33盗塁(リーグ3位)であり、守備も守備率が一塁1.000、外野.988と安定している。また、強肩であるとの記載も多く、30という年齢を加味してもある程度高い水準の守備走塁とした。

 

特殊能力

チャンスB 

74打点(リーグ5位)と過去の実績から

盗塁B

33盗塁(リーグ3位) 盗塁成功率86.8%(33盗塁,5盗塁死)

走塁B

32二塁打(リーグトップ) 80得点(リーグ5位)

回復B

全試合出場

併殺

14併殺(リーグ6位)

選球眼

68四球(リーグ3位)

積極盗塁

33盗塁 38盗塁企図(リーグ3位)

人気者

オールスター人気投票1位