カープ選手再現倉庫

パワプロでカープ選手の再現をしています。

天野 浩一 (2003)

天野 浩一 (2003)

ドラマティックな経歴と特殊変化球をもつ中継ぎ右腕

 2001年にドラフト10位で広島に入団。四国六大学野球史上初のプロ入り選手となり、ドラフト10位という低い指名順位にもかかわらず、1年目から頭角を現した。また、彼の背番号の由来や実際に演奏されたことがないにも関わらずファンからの評価の高い応援歌など、グラウンド外での話題も多い選手である。選手としては、ストレート主体の投球であるものの、ナックルや彼の開発したカープチェンジなど様々な特殊球を操る選手であった。

 2003年はルーキーイヤーである前年からさらに成績を伸ばし、49試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど飛躍の年となった。

 

2003年成績 49試合 2勝4敗 防御率3.00 54.0回 30奪三振

 

 

パワナンバー 11200 52337 33988

査定

基礎能力

 球速は当時のデータでは最高球速が145km/h、パワプロでも145km/hとなっている。またコントロールはBB/9 3.33から、スタミナは54.0イニングからそれぞれ設定した。変化球はこちらのサイト様から。特に投球数の多いスライダーを変化量3、同数のカーブとナックルについては他査定サイト様を参考にナックルを1とし、カーブの方を大きくしている。パワプロ本編ではナックルの方が変化量が多いため個人の好みとなる。またカープチェンジ(パーム系)は2004年以降の投球なので今回は除外している。適正については先発登板0、セーブ0から中継ぎ適正のみ。

 野手能力に関しては、通算で2打席しかたっておらず、無安打1三振のためミパは低めに設定、守備走塁は適当に査定した。通算でも失策1なので守備は悪くないと思われる。

 

特殊能力

ノビB

max145km/hでストレート中心の投球ができているということは伸びがあるのだと判断。 データはないです。

回復C

49登板、翌年も40登板超

緩急○

ストレート中心の投球とは対照的に変化球は130km/hを下回る球がほとんど

回またぎ○

登板数<イニング。 

対ピンチF

得点圏被打率.263 通算被打率.204

ケガしにくさE

翌年以降はケガに悩まされている

ミート多用

省略

テンポ○

他サイト様を参考にした

速球中心

ストレート割合67.5%

 

 

藤本 和宏 (1971)

藤本 和宏 (1971)

謎に満ちたノーヒッター

 西鉄ライオンズからの自由契約を経て、1970年に広島に入団。すると71年にプロ初勝利を飾ると、8月19日の中日戦ではカープ史上2人目となるノーヒットノーランを達成。最終的には防御率1.71という好成績で初のタイトルとなる最優秀防御率を獲得した。しかし翌年以降は成績が振るわず、勝ち星を挙げることができないまま74年に引退となった。

 タイトルホルダーでありノーヒッターでもあるにもかかわらず、この一年以外の活躍があまりないため、「球史に残る一発屋」とされることもあり、また引退後の経歴が不明な点や彼が所属していた西鉄ライオンズで当時黒い霧事件が発生していたことから、球界の闇・不思議のように触れられることもある。

 

1971年成績 43試合 10勝6敗 防御率1.71 157.2回 125奪三振

 

 

パワナンバー 11600 72299 42771

査定

基礎能力

  球速は「左の本格派」という記述が見られたため、140km/h中盤にした。またコントロールはBB/9 2.23からCの後半に、スタミナは規定投球回ぎりぎりであるものの完投が多いことからBに乗せた。変化球はWikipediaの記事からシュートとカーブを習得し、カーブが記載されているメディアが多いことからカーブの変化量を大きくした。

 野手能力に関しては、打撃成績は非常に悪く守備においても通算守備率.882と低いため、能力は低くしている。

 

特殊能力

対ピンチC

whip0.90 防御率 1.71

打たれ強さC

20先発6完投

ノビB

ノーノー時「ストレート主体に押してきた」wikipediaより

回復C

先発中継ぎで43登板

尻上がり

要所

6完投3完封 投球回基準でスタミナはあまり高くないので

緩急○

「タイミングを外すカーブ」wikipediaより

送球E

守備率.947 通算は.882

調子極端

この年以外活躍していないので

ミート多用

通算長打0

秋男

10勝中6勝は8月以降、4勝は9月以降

緒方 孝市 (1999)

緒方 孝市 (1999)

武器を失ってなお輝くリードオフマン

 1986年にドラフト3位で広島に入団。1991年に一軍に定着し、ケガなどがありつつも95年以降は3年連続の盗塁王と5年連続のGG賞と走攻守3拍子揃った選手として活躍した。98年のケガ以降は走力に陰りを見せつつも打撃には一層磨きがかかり、通算で1506本の安打を放った。2015年からは監督を務めチームのリーグ3連覇を果たした。

 この年は前年のケガの影響から、盗塁数や成功率は一昨年までに比べ数字を落とした一方、打撃では3割30本を達成、長打を打てる1番打者として当時の最多記録となる8本の先頭打者本塁打を放った。

 

1999年成績 132試合 打率 .305(495-151) 36本塁打 69打点 18盗塁 OPS .995

 

 

パワナンバー 11000 22321 04690

査定

基礎能力

ミートパワーは打率と本塁打に準拠、どちらもリーグトップ3には入っていないため少し控えめ。足は前年のケガで盗塁、三塁打が激減していることを考慮しB中盤、肩や守備力に関しても捕殺数の減少やこの年が最後のGG賞となったことを考慮し少し控えめにしている。

 

特殊能力

走塁C

3三塁打、ケガ後も1番打者であることを考慮

回復C

4年連続規定打席

粘り打ち

三振率 .128、後述のIsoD 

チャンスメーカー

先頭打者本塁打7本

ケガしにくさE

ケガ多め

盗塁F

成功率.600 (18盗塁 12盗塁死)

調子安定

本家参照

選球眼

慎重打法

IsoD 0.113

強振多用

IsoP 0.277

 

 

国貞 泰汎 (1972)

国貞 泰汎 (1972)

チームにも影響を与えたガッツマン

 南海ホークスで2度のベストナインを獲得した国貞は、チーム事情と本人の希望も相まって1969年のオフに古葉を含めた3対1のトレードで広島に入団した。翌70年からレギュラーを獲得すると71年にはベストナイン、72年には自己最高の打率.293を記録するなど広島でも活躍を見せた。また、当時強豪だった南海から移籍した国貞は「自分がチームを変える」という意気込みで持ち前のガッツを示し、後の初優勝の中心メンバーである山本や衣笠、水沼などに少なからず影響を与えた。

 72年はベストナインを獲得した前年以上の活躍を見せ、打率リーグ5位の好成績を残した。

 

1972年成績 113試合 打率 .293(372-109) 2本塁打 22打点 9盗塁 OPS .714

 

 

パワナンバー 11200 32320 72955

査定

基礎能力

ミートパワーは打率と本塁打に準拠。走力は資料が少なかったがこちらのサイト様に「足は速くなかった」とあるためCどまりに、肩も同サイト様に「肩は強くなった」とあるためDとしている。守備に関しても名手とまではいかないが攻守に活躍したとの記述が散見されるため守備力はC、捕球は72年の守備率からCとしている。適正に関して同年に三塁手としての出場はないが、三塁でのB9受賞経験を踏まえ、三塁守備適正もDとしている。

 

特殊能力

盗塁C

盗塁成功率 .725(9盗塁-3盗塁死)

回復C

この年まで8年連続100試合出場、通算1000試合出場

流し打ち

記事に「流し打ちが得意」との記述、ヒットの4割弱が右方向

粘り打ち

三振率 .083

プレッシャーラン

闘志あふれるプレー、wikiに二塁滑り込み時のラフプレーに関する記述

カット打ち

上記記事に「バットを短く持ち、際どい球をカットする」との記述

チャンスF

得点圏打率 .250

クリス・ブロック (2003)

クリス・ブロック (2003)

強打の外国人右腕

 2003年に広島に入団。リーグ最多の死球や当時の歴代記録を更新するシーズン10ボークや1試合3ボークなどの記録を残しながらも規定投球回に達し、8勝をあげてチームの先発事情を支えた。また打撃も得意としており、当時の札幌ドームのバックスクリーンに放り込んだり三盗を記録するなど投手以外でも活躍した。翌年はケガの影響もあり登板0に終わりその年限りでの退団となった。

 2003年は黒田・高橋健に次ぐ144イニングを消化し先発の柱としてチーム3位の8勝をマークし、打撃でも打率.318 2本塁打 OPS.991の好成績を残している。

 

2003年成績 24試合 8勝8敗 防御率3.94 144.0回 88奪三振

 

 

パワナンバー 11600 72299 42771

査定

基礎能力

 球速は当時のデータでは最高球速が149km/h、パワプロでは150km/hとなっており、パワプロ側を採用した。またコントロールはBB/9 2.31から、スタミナは144イニングからそれぞれ設定した。変化球はこちらのサイト様から投球数トップ3とした。また、パワプロでも変化の大きいカーブと被打率の低いチェンジアップを変化量3、カットボールを変化量2としている。適正についてNPBでは中継ぎ登板0だが、NPB入り前年はすべて中継ぎ起用だったため中継ぎ適正もつけている。

 野手能力に関しては、打率本塁打の良さと打数の少なさを勘案して、ミートDパワーCにわずかに届かないようにした。走力は6二塁打と1盗塁からEとし、守備は言及されることは多くなく、失策も多いため低めとした。

 

特殊能力

対ピンチC

得点圏被打率.255 被打率.288

内角攻め

死球9 その分内角を攻めてるってことで

チャンスC

得点圏.500

盗塁C

三盗成功、盗塁成功率10割(1盗塁)

ヘッドスライディング

他の方のサイトでつけてる、正直現役時代知らないのでわからないです

打たれ強さE

一試合3ボーク

ケガしにくさE

翌年はケガで退団

ノビE

ストレート被打率.315

一発

23被本塁打(被本塁打率リーグワースト)

短気

様々なメディアで触れられる激情っぷり

送球F 

失策5

強振多用

14安打中半数が長打(単打6 二塁打6 本塁打2)

積極走塁

6二塁打

 

ライネル・ロサリオ (2014)

ライネル・アレキサンダー・ロサリオ (2014)

アカデミーから彗星のごとく現れたサイクルヒッター

 2013年にドミニカのカープアカデミーに所属すると同年にカープに練習生として入団。キャンプで実力を発揮すると2014年のシーズン前には支配下登録として入団。シーズンに入ると外国人枠に挟まれながらも好成績を残した。しかし、翌年に成績を落とすと守備難やモチベーション不足を原因にチームを去った。その後はメキシコや台湾など各国のプロ野球リーグを渡り歩いている。

 2014年は先ほども述べたように外国人枠の兼ね合いもあり規定打席には未達なものの3割を超える打率に14本塁打と結果を残し、9月2日には2024年開幕前時点でカープ最後のサイクルヒッターとなっている。

2014年成績 69試合 打率 .336(238-80) 14本塁打 49打点 1盗塁 OPS .978

 

 

パワナンバー 11500 42258 90100

査定

基礎能力

ミートパワーは成績に準拠しているが、打数が少ないことを考慮して打率に対しミートは低め、本塁打数に対しパワーは高めに設定している。守備走塁に関しては、持ち前の身体能力による足と肩は高めにした一方、守備力と捕球は守備難であることを鑑み低めに設定している。

 

特殊能力

チャンスC

得点圏打率 .352

対左投手B

対左 .375

固め打ち

猛打賞9回(69試合)

初級○

0ストライク時打率 .441

逆境○

ビハインド時打率 .386 ビハインド時得点圏打率 .471

決勝打

同点時得点圏打率 .450 決勝打9回

盗塁F

盗塁1 盗塁成功率 .333(1盗塁2盗塁死)

走塁E

本家パワプロ2014 ver.1.02を参照

送球F

守備難、本家参照

回復E

キャリアハイの2014年でも69試合出場にとどまる

三振

2ストライク時打率 .148

エラー

守備難 通算守備率 .947

併殺

8併殺(規定打席換算 13.5併殺)

積極打法

慎重盗塁

積極走塁

積極守備

本家参照

巨人キラー

本家参照、対巨人打率.400 OPS1.241 & サイクルヒット

鵜狩 道夫 (1959)

鵜狩 道夫 (1959)

チーム黎明期を支えた本格派右腕

 1955年に西鉄ライオンズに入団、当時から期待はされていたが活躍できず、58年に大和田とともにトレードで広島に移籍。1年目から6勝を挙げると翌年には規定投球回に到達し11勝をあげる。その後は身体の不調もあり一時成績が低迷するが64年には9勝、翌65年には10勝と復活を遂げた。

 1959年は202.2イニングを投げリーグ7位となる防御率2.52を記録、長谷川や備前とともに2ケタ勝利を挙げ3本柱を形成した。また、鵜狩とともに移籍した大和田も4番に定着し、2人でチームを引っ張った。

 

1959年成績 46試合 11勝10敗 防御率2.52 202.2回 127奪三振

 

 

パワナンバー 11000 72218 82503

査定

基礎能力

 球速については詳細な記録を残したものが見つからなかったが、この時代において本格派とはされているが速球はとはされていない右腕ということで145km/hとした。コントロールはBB/9 2.62から、スタミナは勝利数の20%を完封が占めているという記載もあるため、高めに設定している。変化球はこのニュースからカーブとシュート、またこの動画で縦の変化球と記載があることからカーブはドロップにした。

 野手能力に特筆すべき部分はないが、外野や一塁を守った経験があるらしい。

 

特殊能力

ノビC

本格派との記載があり、ストレート145km/hだけではさすがに厳しいので

回復B

46登板200イニング超、この年以降ケガにも悩まされたという記載があったのでケガしにくさはD

重い球

こちらの記事から。元記事は見つかってないです。

回またぎ○

中継ぎとして71イニング消化(22試合)

調子極端

この記事に良い時と悪い時の差がはっきりと出ているとの記載

送球E

失策は普通程度(通算7失策)

ミート多用

通算本塁打

秋男

wikiにシーズン終盤に勝ち星を重ねる傾向との記載 次作以降つけられたら…