国貞 泰汎 (1972)
チームにも影響を与えたガッツマン
南海ホークスで2度のベストナインを獲得した国貞は、チーム事情と本人の希望も相まって1969年のオフに古葉を含めた3対1のトレードで広島に入団した。翌70年からレギュラーを獲得すると71年にはベストナイン、72年には自己最高の打率.293を記録するなど広島でも活躍を見せた。また、当時強豪だった南海から移籍した国貞は「自分がチームを変える」という意気込みで持ち前のガッツを示し、後の初優勝の中心メンバーである山本や衣笠、水沼などに少なからず影響を与えた。
72年はベストナインを獲得した前年以上の活躍を見せ、打率リーグ5位の好成績を残した。
1972年成績 113試合 打率 .293(372-109) 2本塁打 22打点 9盗塁 OPS .714
パワナンバー 11200 32320 72955
査定
基礎能力
ミートパワーは打率と本塁打に準拠。走力は資料が少なかったがこちらのサイト様に「足は速くなかった」とあるためCどまりに、肩も同サイト様に「肩は強くなった」とあるためDとしている。守備に関しても名手とまではいかないが攻守に活躍したとの記述が散見されるため守備力はC、捕球は72年の守備率からCとしている。適正に関して同年に三塁手としての出場はないが、三塁でのB9受賞経験を踏まえ、三塁守備適正もDとしている。
特殊能力
盗塁C
盗塁成功率 .725(9盗塁-3盗塁死)
回復C
この年まで8年連続100試合出場、通算1000試合出場
流し打ち
記事に「流し打ちが得意」との記述、ヒットの4割弱が右方向
粘り打ち
三振率 .083
プレッシャーラン
闘志あふれるプレー、wikiに二塁滑り込み時のラフプレーに関する記述
カット打ち
上記記事に「バットを短く持ち、際どい球をカットする」との記述
チャンスF
得点圏打率 .250